【若者塾】H24☆第17回 社会起業モデル事業報告会

2013.1.19
キラッと光る おきたま若者交流塾 第17回講座『社会起業モデル事業報告会』


5月から始まったH24年度のおきたま若者交流塾。
全17回の日程も、この講座で最後となりました。

1年間の締めくくりとなる今回の講座は「社会起業モデル事業」の報告会です。


「社会起業モデル事業」は、若者交流塾の講座と同時進行で、この1年を通して活動してきました。

まずは5月に開いた「社会起業的思考のまちづくり」を受講し、
受講生自身が"社会起業的思考"で地域を盛り上げるアイデアを考えました。

その後6月の講座「聴衆を魅了するプレゼンテーションのコツ」での学びを活かし、
審査会の中でアイデアを提案、プレゼンしました。
得点が高かった上位3団体は実際に10万円の助成金をうけ、提案した事業を実践しました。

この報告会では、1年間の総まとめとして実践の成果を報告します。



☆1団体目☆
JA山形おきたま飯豊地区青年部
『パブリックビューイング・ロンドン2012 in おきたま』
(町の遊休施設を活用し、スポーツ観戦をキッカケに若者が集う場、男女の出会いの場づくり)
public_1.JPG

発表スライド → publicviewing.pdf

町で使っていない園芸ハウスに集まり、みんなでオリンピックを観戦しながら交流を楽しもう!ついでに男女の出会いの機会の創出にもつながるはず!
というアイデアから生まれた事業です。

園芸ハウス内を片付けてスクリーンと音響を設置し、夜の園芸ハウスを簡易スポーツバーにします。

オリンピックが始まればここに地域の若者が集まるはずだ!!と意気込んでいたものの、
いざ、フタを開けてみると、結果はほとんどお客さんが集まらず、惨敗...

告知不足や開催時間が合わないなどの理由で、お客様が集まらなかったようです。

実際に来てくれたお客さんは楽しかったと言ってくれていたことから、工夫しだいでもっと良い企画にできるのではないかと考え、W杯に合わせて2回目のパブリックビューイングを開催することにしました。

新聞折り込みの広告に情報を掲載する、人気も高く時間帯も手ごろな日本開催のW杯サッカーを選ぶなど、前回の反省をふまえて企画を練り直しました。

結果は...
そこそこお客さんが集まり、集まったみんなでサッカー観戦に熱中!
日本代表も勝利!!
熱く楽しい一夜を過ごすことができました。
(男女の出会いの場になったかどうかはわかりません...)

好評だったので、次回も3月26日のヨルダン戦でまたパブリックビューイングをやろう!と決まっています。
(興味のある方は遊びに行ってみてください♪)

挑戦してみての失敗、そこから学んだ経験を次に生かしていくステップは、他に事業を立ち上げるときにも参考になる視点です。

今後も継続的にパブリックビューイングを開催することで、町の遊休施設の活用、地域の若者の交流を創出、という2つを満たしながら地域活性化を実現していけそうです。



☆2団体目☆
チーム白猿
『東北MTBネットワークシンポジウム』
(「マウンテンバイクを切り口にした地域活性化」を提案)
MTB_1.JPG

発表スライド → MTB_shirozaru.pdf

川西町には里山の遊歩道を活用した常設のマウンテンバイクコースがあり、毎年春と秋の2回ずつ大会を開催してきました。

地域住民の力を借りつつマウンテンバイク(MTB)のイベントを開催することで、全国から集まるマウンテンバイク愛好者と川西町との交流が生まれます。

実際に、川西町での大会に集うMTB愛好家は、町内各地で開催されるそば祭りや元旦マラソンなどのイベントに参加し、大会以外にも川西との交流を楽しんでいます。

そんな背景をふまえ、MTBを楽しみつつ地域を盛り上げるイベントを川西町で実施し、そのモデルを東北各地に広げていくことができないかと考えたのがこの事業です。

秋空が心地よい11月の週末に、イベントを実施しました。
オリンピック選手を招いてのMTBスクールや、大会主催者を集めてパネルディスカッション、チーム白猿自慢の里山コースのツーリング、希望者は玉庭地区のそば祭りに参加、という内容で、MTBと川西町の両方を楽しめる2日間となりました。

イベント内のパネルディスカッションでは、MTBを楽しむならやっぱり川西町だ!という川西町の魅力を再確認したと同時に、来年からは同様のイベントを東北各県持ち回りで開催し、各地をMTBで盛り上げていくことが決まりました。

このようなイベントを今後も開催していくにあたり、有名選手を呼ぶための予算確保や日程調整の難しさ、初心者が参加するためのハードルを下げる工夫など、課題も見つかりましたが、「MTBを楽しみつつ地域を盛り上げる」という一つのスタイルが提案できたのが今回の成果となりました。


☆3団体目☆
いけいけ!干し柿隊おきたま
『プロジェクトかきまる』
(干し柿づくりを通して「高齢者福祉」「文化の継承」「食農教育」「環境問題」の一柿四鳥を実現)
kakimaru_presen.JPG

報告スライド → kakimaru.pdf

地域の子どもたちと一緒に干し柿づくり体験をし、できた干し柿の販売をすることで、高齢者との交流、干し柿づくりについて学ぶ、食文化について考える、柿の木の保全、など地域課題を楽しく解決できるアイデアとして提案されました。

実際にやってみると、
・1日で収穫から干し柿づくりの作業までをするのは難しい
・予想以上に手間がかかり、想定していた数の干し柿を作れなかった
・販売できるほどの立派な干し柿を作れなかった
・安全面を考慮すると収穫作業をできる柿の木は限られる
などの課題が見つかりました。

一方で、
・窓を開けたビニールハウス内で柿を干すことでも干し柿が作れることがわかった
・収穫、干し柿づくりなど作業自体は楽しい
・できた干し柿はおいしい!(交流会でお披露目となり、みんなで試食しました)
といった発見もありました。

課題も楽しさも、やってみたからこそわかること。
今回の経験を元に、また来年、楽しく干し柿づくりができるのを楽しみにしています(*^^*)

「活動報告」でも干し柿隊の活動の様子をご紹介しています。



交流からの学びがあるのも「おきたま若者交流塾」の醍醐味。
意見交換のなかにも学びがあります。
報告者からの報告だけで終わらず、聴いていた受講生が感想や質問を発することで、報告者と受講生双方に新たな発見が生まれます。
130119_1.JPG

最初に集客人数の目標設定をしておくとよかったのでは?
MTBのレンタルがあると初心者でも参加しやすくなりそう

などといった意見が出されました。




おきたま若者交流塾は昨年度から続いていますが、講義や視察研修など、受講生は参加する立場であることがほとんどでした。そんな中、「社会起業モデル事業」は受講生が自ら事業を考え実践するという初めての取り組みです。

講義をきいて「なるほど!」と思っても、いざ実践してみると想定以上の課題がみえたり、実践したからこそわかる楽しさがあったりします。そのすべてが、実践したからこそ得られた経験となります。

この取り組みはあくまで"モデル事業"です。予想通りの成果が出なかったとしても、実践を通して事業の課題がわかったとすれば、それもひとつの学びとなります。

今回実践した3団体それぞれに、成果や課題がありました。
これをふまえ、来年度以降さらに充実した事業に発展していくことを願っています。
また、3団体の今年の実践を見ていた他の受講生のみなさんが、次は自分が挑戦してみよう!と感じてくださっていたらいいな、と思っています。


この1年間、事業立案、プレゼン、事業実施、報告と実践してきた3団体のみなさま、お疲れさまでした!


(ほそかわ)

2013年02月07日 更新

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